
明恵上人と内崎山「おだいっさん」
有田川町にある内崎山は、明恵上人ゆかりの紀州八所遺跡の一つです。地元では、親しみを込めて「おだいっさん」と呼ばれています。
参道に並ぶ白い小さな建物は、祠(ほこら)です。静かな山の道と、受け継がれてきた祈りの場を、これからも訪ねられる場所に。その思いで、整備と再生に取り組んでいます。
明恵上人とは
明恵上人(1173–1232)は、鎌倉時代を生きた僧侶です。京都・高山寺を再興したことでも知られ、ふるさと紀州にも、その足跡を伝える場所が残っています。
仏教の歴史に詳しくなくても、「どんな場所で、どんな時間を過ごしたのだろう」と思いを寄せてみてください。内崎山を訪ねることが、明恵上人の生き方や、この地域の歴史を知るきっかけになればと思います。
白い祠の並ぶ、祈りの道。
建物だけでなく、その周りの木々や道にも目を向けていただければと思います。祠を大切にしながら、足元に気をつけてお進みください。
もう一度、人が訪ねられる山へ。
草木の手入れ、参道の確認、祠の状態の把握。道や周囲の環境を整えるには、一度きりではなく、繰り返し手を入れる必要があります。
作業を進めるだけでなく、どこを残し、どう守るのかも考えながら取り組んでいます。大きな変化だけでなく、小さく進んだこともお伝えしていきます。
2031年、明恵上人800年遠忌に向けて。
2031年を、一つの節目としています。その年だけ人が集まるのではなく、その先にもお参りや学びのご縁が続く場所にしたいと考えています。
京都・高山寺との交流も大切にしながら、内崎山の歴史と、これからの守り方を伝えていきます。法要や関連行事の詳細は、決まり次第お知らせします。
お越しになる前に
参道入口、駐車場所、歩く道の状態や参拝できる範囲を、事前にご確認ください。歩行に不安がある方や、見学案内を希望される方も、お問い合わせいただけます。
整備へのご支援、活動を知って伝えてくださること、実際に訪ねてくださること。さまざまなご縁が、内崎山のこれからにつながります。